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<写真:Khmer Times>
カンボジアのハン・チュオン・ナロン副首相兼教育・青少年・スポーツ大臣は、第3回アジア協力対話(ACD)サミットに出席するため、代表団を率いてカタールのドーハを訪問した。
同サミットは10月2日〜3日にかけて開催され、スポーツ外交をテーマにACD加盟国間での多様な協力推進を目的としている。
同副首相はフン・マネット首相の高位代表として、カタールのブサイナ・ビント・アリ・アル・ジャブール・アル・ヌアイミ教育・高等教育大臣と二国間会談を行い、教育改革に関する経験や戦略を共有した。
同会談では特に「国際学力調査(PISA)」におけるカンボジアの生徒の成績向上に向けた取り組みが主要なテーマとなった。
両国はPISAの成績に基づいた学校の能力分析や分類方法、それに応じた介入策に関する知見の共有を行った。
カンボジア側は特に、カタールがPISA形式を採用して実施している第3学年、第6学年、第9学年および第12学年の試験に大きな関心を示した。
また、中等教育と高等教育を結びつけ、学生が明確な学業進路を選択可能にするように支援するための取り組みである職業カウンセリングの重要性も議論された。
これは技術教育と高等教育機関を結びつけることにより、市場のニーズに合致したスキルの提供を目指している。
生涯学習や教員の育成に関する議論も行われ、教員の資格向上や継続的な研修の提供、小学校からのプロジェクトベースの学習を通じた研究能力促進に向けた戦略も話し合われた。
また、教育における革新性の導入を強調し、特に競争的な研究プロジェクトやデジタル変革推進に焦点が当てられた。
さらに、学校および高等教育レベルでの教育の質を確保するために、機関やプログラムの認定に関する取り組みについても話し合われた。
両国の大臣は教育の質を均一に保つために、一般教育を地方レベルに委譲することの重要性にも言及した。
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