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<写真:Khmer Times>
カンボジア国防省報道官のマリー・ソチェアタ中将は7月31日、タイとの国境地帯で続く戦闘の影響により、同国の避難民が前日夜時点で17万2094人に達したと発表した。
ソチェアタ中将によれば、避難民の内訳はオダーミーンチェイ州3万9546人、プレアヴィヒア州3万2558人、バンテイメンチェイ州3万5057人、プルサット州3026人、シェムリアップ州6万1907人であり、5州合計で17万2094人となった。
国境地帯では7月24日から28日にかけて、タイ軍が重火器やF-16戦闘機を使用し、複数の地点を攻撃した。
攻撃対象にはタ・モアン・トム寺院、タ・クラベイ寺院、プレアヴィヒア寺院周辺の民間村落や医療施設が含まれ、多くの住民が砲撃から逃れるため避難を余儀なくされた。
両国は7月28日深夜、マレーシアで行われた米国主導、ASEAN議長国マレーシア首相主催、中国も参加した和平協議を経て停戦に合意した。
フン・マネット首相は、避難民への対応として安全な避難所の確保や食料・医療支援の提供を関係機関に指示した。
また「クメール同胞の助け合い」の精神の下、多くの市民が前線部隊や避難民に向けて募金、食料、医薬品を提供するなどの支援活動を行っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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