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<写真:Khmer Times>
9月24日に発表されたプレスリリースによると、世界銀行はカンボジアの高等教育と研究の質の向上のために、8000万ドルの資金提供を承認した。
この6年間にわたるプロジェクトは、カンボジアの9つの公立高等教育機関を支援し、経済発展に貢献する質の高い卒業生と研究プロジェクトの育成を目指すものである。
同プレスリリースによると、約1万3000人の女性を含む約3万2000人の学生がこのプロジェクトの恩恵を受ける予定であり、プロジェクトにはカリキュラムの更新、講師の訓練、教育のデジタル化が含まれる。
また、女性や障害を持つ学生の学習環境向上に重点を置き、女性教員の支援も行うという。
さらに同プロジェクトでは、気候変動に対応したインフラ設計基準を採用し、気候変動に関する研究プロジェクトを優先している。
世界銀行のカンボジア担当マネージャーであるタニア・メイヤー氏によると、保健や基礎教育への投資を補完し、生産性の高い労働力の基盤を築くためには、高等教育の質強化と優れたスキルを持つ卒業生の育成が、包摂的な成長と発展促進の上で重要となる。
同プレスリリースによれば、高等教育へのアクセスは徐々に改善されているが、教育と研究の質および関連性を向上させることは、急速に変化する環境下でカンボジアが労働市場のニーズに対応するために不可欠である。
さらに、新プロジェクトは現在進行中のプロジェクトで得られた教訓を活かし、12万8000人以上の高等教育学生に学習機会を提供するとともに、67の学術プログラム設立、53の研究プロジェクト支援、そして147の実験室の新設または改修の成功を基盤にして進められる予定である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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