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<写真:Khmer Times>
カンボジア駐在インド大使であるコイ・クオン氏のFacebookページによると、インドとカンボジアを結ぶ2つの直行便が新設される見通しである。
シェムリアップは世界遺産であるアンコール・ワットで知られており、多くの観光客が訪れる観光地である。
同大使によると、同社は2025年2月にニューデリー〜プノンペン間とコルカタ〜シェムリアップ間の直行便を開始する予定である。
カンボジア民間航空事務局(SSCA)はすでに、同社に対して運航許可を与えており、同社は運航開始を待つだけの段階にあるという。
カンボジア民間航空事務局の報道官シン・チャンセリー・ヴタ氏によれば、当初は2024年末までに直行便を開始する計画であったが、諸事情により2025年初頭まで遅れることになった。
現時点では同社から具体的な運航スケジュールの情報は得られていない。
新たな直行便の開設によって両国間の移動時間が短縮され、コストも削減される見込みである。
同報道官はクメールタイムズに対して、特に観光、文化、宗教、医療分野での相互交流を促進する効果が期待されていると語った。
一方で、6月にはカンボジア・アンコール航空が週4便のインド直行便を開始している。
観光業界関係者は新路線の開設が、インドからカンボジアへの観光客誘致に大きく貢献することを期待している。
カンボジア旅行業協会(CATA)の会長であるチャイ・シブリン氏によると、直行便は観光業の発展に寄与するだけではなく、両国間の文化的な絆も強化することになる。
しかし、世界経済の影響によってカンボジア〜インド間の航空市場は、依然として改善が見られない状況にある。
カンボジア・アンコール航空の運航便数も週によって4便から3便、さらには2便へと減少している。
カンボジア観光省の統計によれば、2024年1月〜8月にかけて約6000人のインド人観光客がカンボジアを訪れた。
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