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<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省の発表によれば、2025年1月から4月までに全国で発生した刑事事件は886件となり、前年同期の1152件から266件減少した。
重罪は29件、軽犯罪は237件の減少であり、全体として大幅な改善が見られた。
同省の報道官トッチ・ソッハック氏は、こうした犯罪件数の減少は、警察をはじめとする法執行機関が迅速な取り締まりと適切な法的措置を講じた結果であると強調した。
特に、武装強盗、強姦、窃盗、ひったくり、過失致死、家庭内暴力、詐欺、背任、不法武器使用といった犯罪において顕著な減少が確認されている。
ソッハック氏は、これらの成果は第7次政権発足後にサー・ソッカ内務大臣が掲げた「犯罪抑止対策」の一環であり、同時に「安全な村・コムーン・サンカット政策」の継続的な実施と監視が治安維持に寄与していると述べた。
一方、プノンペン市では、ギャングの活動、窃盗、薬物関連犯罪、ひったくり、暴力事件、殺人といった犯罪への対応が強化されている。
市警の犯罪捜査担当副局長ブン・サティア准将によれば、観光地や娯楽施設周辺では24時間体制の巡回警備が行われており、治安確保のための警備体制が強化されているという。
犯罪抑止に向けた政策と現場対応の強化により、カンボジア国内の治安は一定の改善を見せており、今後も継続的な取り組みが求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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