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<写真:Khmer Times>
プノンペンでノロドム・シハモニ国王の即位20周年を祝う3日間の祝賀行事が28日に開始された。
初日には王宮での宗教儀式が執り行われ、仏教僧が国王の長寿、健勝、知恵、そしてカンボジア王国の繁栄を祈願する祝福の法要を行った。
ノロドム・モニニヤット・シハヌーク太后も式典に参列した。
祝賀に際し、王宮や全国の政府機関の前には国王の肖像が掲げられ、盛大な雰囲気が演出された。
式典には元首相で上院議長のフン・セン氏、フン・マネット首相と夫人ピッチ・チャンモニー氏、クオン・スダリ国会議長、赤十字会会長ブン・ラニー氏など、王室や政府の要人が出席し、国王と太后に対する敬意を表した。
祝賀行事は初日と2日目に宗教儀式が行われ、最終日となる30日には王宮前で約1万2000人が参列する大規模な式典が予定されている。
カンボジア国内外の政府要人、王族、軍関係者、外交団などが一堂に会する見通しである。
フン・セン氏はSNSにて「国王の涼しい日陰のもとで、我が国は平和と政治的安定を基盤とした発展を続けてきた」と述べ、王の20年にわたる功績を称賛した。
また、フン・セン氏は今後も王室と国王を支えることを誓い、王政の保護や憲法の遵守、独立、主権の維持に尽力すると表明した。
さらに、フン・マネット首相も祝辞を述べ、「国王陛下が健やかで長寿を保ち、カンボジア国民に永遠の平和と繁栄をもたらす象徴であり続けてほしい」とするメッセージを寄せた。
また、国王が新型コロナウイルス流行時の支援や地雷除去活動など、社会貢献に積極的であり、国民生活の向上や文化振興に寄与している点を強調した。
2024年の祝賀行事は例年よりも盛大に行われ、3夜連続で花火が打ち上げられ、全国各地でもカンボジア文化や伝統音楽が披露された。
また、関連施設は国旗や装飾で華やかに彩られている。
王宮前の公園では国王の写真展が11月17日まで開催されており、来場者は国王の活動の軌跡を振り返ることが可能である。
プノンペン市当局は祝賀期間中の安全確保と円滑な交通管理を重視しており、市民に対し周辺地域での理解と協力を呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。