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<写真:Khmer Times>
日本の新首相に就任した石破茂氏は、カンボジア上院議長のフン・セン氏からの祝辞に感謝を表明するとともに、両国間の協力関係をさらに強化する方針を明らかにした。
石破首相は、自由民主党総裁としての就任に際してのフン・セン氏からの祝辞に対し「心より感謝申し上げる」と述べた。
石破氏はまた、2023年に「包括的戦略的パートナーシップ」として発展した両国の関係を基盤に、カンボジア政府と連携し、地域および国際レベルでの協力強化に取り組む意向を再確認した。
さらに、フン・セン氏が長年にわたり日・カンボジア関係の強化に寄与してきたことに対し「深い敬意を表する」と述べた。
石破氏は、両国の関係が経済・安全保障分野をはじめ、幅広い分野で発展してきたことにも触れ「平和、復興、そしてカンボジアの発展を目指す協力を通じて、日・カンボジア間には友好と信頼の関係が築かれてきた」と述べた。
さらに、経済分野にとどまらず、サイバーセキュリティやデジタル技術といった多岐にわたる分野での協力が強固な基盤の上で拡大していることを喜ばしく思うと語った。
石破氏は10月初旬、日本国会で正式に次期首相として選出され、岸田文雄前首相の後任となった。
フン・セン氏からの祝辞に対する石破氏の返信には、両国関係を全ての分野でさらに強化する意志が示されている。
フン・セン氏は祝辞の中で、石破氏および自民党と緊密に協力し、両国の利益を追求するためのパートナーシップを強化することへの意欲を表明した。
また、石破政権の下で長年培われた協力関係が一層発展することへの期待も示した。
政府報道官のペン・ボナ氏は「カンボジアと日本は理解し合う友人同士のような関係にあり、両国間の協力関係は揺るぎなく強化されてきた」と述べた。
また、包括的戦略的パートナーシップに格上げされた2023年以降、両国の協力がいっそう深化しているとし「新しい首相の下、両国は良好な関係を維持し、双方に利益をもたらすためにさらなる努力を続けるであろう」と語った。
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