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<写真:Khmer Times>
カンボジア公共事業運輸省(MPWT)が発表した最新の報告によると、10月時点で同国に登録された電気自動車(EV)は2513台に達した。
最も人気のあるEVブランドとして、中国の比亜迪(BYD)、日本のトヨタ、アメリカのテスラが挙げられている。
プノンペンで開催されたEV展示イベントで、公共事業運輸大臣のペン・ポネア氏は「EVの利用は燃料コストの削減や低排出、あるいはゼロエミッションの達成に寄与している」と述べた。
また、カンボジアは2030年までにEV台数を3万台に増やす目標を掲げており、ポネア氏は「EVの普及は、ガソリン車から排出される二酸化炭素の削減に重要な役割を果たしている」と強調した。
同省の報告によると、カンボジアには現在21カ所のEV充電ステーションが設置されているほか、電動バイクは1329台、電動三輪車は478台が登録されているという。
一方、ガソリン車の登録台数は760万台を超え、そのうち85%がバイクおよび三輪車、10%が乗用車、残りの5%がバスやトラック、重機で構成されている。
カンボジア政府は、2050年までに電気自動車の導入をさらに進め、乗用車と都市バスの40%、電動バイクの70%をEV化するという目標を掲げている。
中国の自動車メーカー紅旗(ホンチー)のカンボジア総代理店である明陽国際の営業管理者であるムーン・ソクメン氏は「政府によるEV輸入奨励政策により、消費者の関心が大幅に高まった」と述べた。
ソクメン氏は「燃料コスト削減や環境に優しい特性により、我が社のEVは多くの支持を集めている」とし、販売台数が順調に伸びていることを強調した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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