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<写真:Khmer Times>
公共事業・運輸大臣であるペン・ポネア氏の発表によると、カンボジアでは電気自動車(EV)の導入が急速に進み、8月時点で合計3676台の電気自動車、電動スクーター、電動三輪車が登録されている。
同発表は9月18日に開催された「2024-2030年電気自動車開発に関する国家政策」の普及ワークショップにおいて行われた。
同氏は「カンボジアにおける電気自動車の利用拡大は、世界的な潮流の中で急速に進展する電気自動車セクターの発展と軌を一にしている」と述べている。
公共事業・運輸省の報告によると、現在カンボジアで最も人気のあるEVブランドは、中国のBYD、日本のトヨタ、アメリカのテスラである。
しかし、カンボジア国内に登録されている総車両700万台以上に対してEV台数は依然として少ない。
カンボジア政府は、2050年までに電気自動車の普及率を40%、電動バイクの普及率を70%に引き上げることを目標とする長期的な炭素中立戦略に基づき、EVの普及を推進している。
同氏によると、同国家政策は投資誘導、普及促進、そして電気自動車エコシステムの発展に向けた効果的なロードマップとして機能するものである。
EVセクターは環境改善や公共福祉の向上に寄与するだけではなく、経済基盤の多様化やエネルギー安全保障の強化にも大きく貢献する高い潜在力を持つ分野とされる。
また、燃費効率の高い従来の車両による二酸化炭素(CO2)排出削減への多大な貢献が期待されている。
カンボジア政府は2030年までに国内のEV台数を3万台に増加させることを目指している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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