カンポット国際観光港、開港式典の延期を発表

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア南部カンポット州に新たに建設された「カンポット国際観光港」の公式開港式典が延期された。

式典は4月3日にフン・マネット首相の出席のもと開催される予定であったが、公共事業運輸省が発表した声明によれば、新たな開催日は未定であり、後日改めて通知される見込みである。

同港はカンポット州トゥクチュウ郡チュムクリーエル・コミューン内のチュムクリーエル村に位置し、総面積は4.25haに及ぶ。

建設工事は2018年8月に開始され、およそ5年の歳月を経て2022年6月に完了した。

総投資額は927万ドルであった。設計の最終調整や新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の予定よりも開港が2年遅れる結果となった。

港の施設には到着ホール、税関および出入国管理施設、管理事務所、商業スペースが整備されている。

また、電力供給や水道、衛生設備、現地処理型の排水処理システムといった基本的インフラも完備されている。

さらに、港とカンポット市街地を結ぶ全長2.3kmのアクセス道路の改修も行われた。

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