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<写真:Khmer Times>
カンボジア政府は、首都プノンペン近郊で建設が進められているテチョ国際空港について、今後2週間以内に正式な開港日を発表する方針であることを明らかにした。
これは5月2日に現地で実施された視察の場で、民間航空局のソイ・ソカン国務長官が発表したものである。
テチョ国際空港は、カンダール州およびタケオ州にまたがる約2600haの広大な敷地に建設されており、現時点で工事の進捗率は94%に達している。
滑走路や旅客ターミナルといった主要施設はすでに完成しているが、開港に必要な技術的認証や運用準備に関する評価作業が継続中であり、最終的な開港日はこれらの評価結果に基づいて決定される見通しである。
ソカン国務長官は、当初の計画では2025年7月10日の開港を目指していると述べつつも、技術評価の結果次第ではスケジュールの見直しもあり得ると付け加えた。
また、テチョ国際空港が稼働を開始した後は、現在プノンペン国際空港で運航されているすべての航空便が新空港へと移される予定である。
本空港はカンボジア政府と民間企業OCICが共同出資するCAICによって建設されており、総事業費は約15億ドルに上る。
国際民間航空機関(ICAO)の定める「クラス4F」に分類され、ボーイング747やエアバスA380といった世界最大級の旅客機の離着陸にも対応可能な国際空港として整備が進められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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