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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア政府は、タイ軍に拘束されてから111日が経過した自国兵士18人の即時解放を改めて要請した。
政府は国際人道法に基づき、兵士の人道的取り扱いと安全な帰還を強く訴えている。
カンボジア政府、国防省、カンボジア王立軍は、解放に向けた外交的努力を継続しており、「いかなる状況においても自国兵を見捨てない」との明確な姿勢を示している。
加えて、タイ側による民間人への攻撃的行動があったにもかかわらず、カンボジア側は一切の報復措置を取っていない。
この判断は、恐怖や圧力によるものではなく、両国間で締結されたクアラルンプール和平合意の尊重に基づくものである。
フン・セン上院議長は、11月17日に行われた仏教僧侶会議の開会式において、プレイチャン村で発生した一連のトラブルに関し、「タイの挑発行為は明らかに武力衝突を意図したものである」と厳しく非難した。
その上で、政府は停戦合意を順守し、軍に対して自制を命じていると説明した。
また同氏は「自衛のために武力を行使することを恐れているわけではないが、衝突が起これば多くの市民が犠牲となる」と述べ、戦争回避と平和維持の立場を強調した。
カンボジア政府は、いかなる国とも戦争を望んでおらず、攻撃の意図も持ち合わせていないと明言している。
その一方で、一方的に加害者として非難されている現状に対し、深い遺憾の意を表明している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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