カンボジアの外貨準備高、2025年に275億ドルへ増加

カンボジアの外貨準備高、2025年に275億ドルへ増加
2026年01月27日(火)00時00分 公開
カンボジアの外貨準備高、2025年に275億ドルへ増加

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジア国立銀行(NBC)は26日、同国の外貨準備高が2025年に275億ドルへと達し、約8か月分の輸入を賄える水準に到達したとする報告書を公表した。

 

この水準は開発途上国としては高く、カンボジアの経済安定性と対外支払能力の強さを示すものとされる。

 

準備高は2024年の225億ドルから22.3%増加した。

 

主な要因としては、金価格の上昇、海外からの投資収益、為替変動、さらに銀行・金融機関および政府による預金の増加などが挙げられている。

 

NBCは、外貨準備資産の運用において安全性・流動性・効率性の3原則を確保する国際基準に則った管理体制を整えている。

 

投資方針は年次で見直されており、保有資産には金、外貨、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)、また外国政府や国際機関が発行・保証する証券などが含まれる。

 

2025年には運用体制の高度化が図られ、投資ガイドラインの見直し、外部運用者管理規程の改定、職業倫理規則の強化が実施された。

 

加えて、資産の保管機関を分散・増加させることで安全性を高め、資産管理システムの改善による効率性の向上も追求された。

 

さらに2025年は、中国、韓国、日本、欧州の主要国際機関が発行するグリーンボンドやESG(環境・社会・ガバナンス)債への投資が拡大され、持続可能な運用方針との整合性も重視された。

 

経済学者ホン・ヴァナック氏は、8か月分の輸入を賄える準備高を「国の対外支払能力および貿易信頼性の裏付けであり、投資家の信頼確保にも寄与する重要な要素である」と評価した。

 

 

 

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