中東緊張で食料とエネルギー危機、ASEANに連携強化を緊急提言

中東緊張で食料とエネルギー危機、ASEANに連携強化を緊急提言
2026年04月15日(水)00時00分 公開
中東緊張で食料とエネルギー危機、ASEANに連携強化を緊急提言

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジアの副首相兼外務・国際協力相のプラック・ソコンは、中東情勢の緊張が高まる中、エネルギーと食料安全保障を巡り東南アジア諸国連合(ASEAN)の連携強化を訴えた。

 

同氏は4月13日、テレビ会議形式で開催された中東情勢に関する第2回ASEAN外相特別会合で発言し、地域の強靱性を高めるため既存の枠組みを最大限活用する必要性を強調した。

 

具体的には、トランスASEANガスパイプラインやASEAN石油安全保障協定の推進加速、燃料備蓄などの緊急対応策の整備、リアルタイムのデータ共有の改善を挙げた。

 

また、ASEAN電力網の発展やエネルギー多様化、再生可能エネルギーの促進にも言及した。

 

さらに同氏は、中東の紛争がエネルギー価格の上昇や農業コストの増加、肥料供給網の混乱を通じて食料安全保障に重大なリスクをもたらしていると指摘した。

 

これにより供給不足や価格上昇、収穫量の減少が生じ、特に脆弱な層に影響が及ぶ可能性があると警告した。

 

対応策として、ASEANプラス3緊急米備蓄やASEAN食料安全保障情報システムなどの仕組みを活用し、分野横断的な協力を強化する必要性を訴えた。

 

会合では、米国とイランの一時的な停戦発表が歓迎され、緊張緩和と対話促進に向けた完全かつ効果的な履行への期待が示された。

 

また、紛争が世界の供給網や輸送ルート、地域の安定に与える影響についても議論が行われた。

 

プラック・ソコン氏は、国連憲章と国際法の原則に基づく対話と関与の重要性を強調し、ASEAN加盟国との緊密な協力を通じて地域全体の強靱性強化に取り組む姿勢を示した。

 

 

 

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