Facebookの"発見フィード"、ビジネスでの活用者には大不評!?

Facebookの"発見フィード"、ビジネスでの活用者には大不評!?
2017年11月09日 00時00分 公開
Facebookの"発見フィード"、ビジネスでの活用者には大不評!?


プノンペンの洋服店Men Fashionを経営しているリー・ゲッチ氏は、自社のFacebookページにてお店の情報をアップしている。

しかし、ここ数週間Facebookページの訪問者数が減少していることが気がかりであった。

その原因として、Facebookが最近実験開始したサービス”Explore Feed(発見フィード)”による影響が大きい。

カンボジアは、Facebook社が実験対象としている数少ない国の一つである。(現在実施されているのは、スロバキア、スリランカ、セルビア、ボリビア、グアテマラ、カンボジアの6カ国)



同氏は、「私はソーシャルメディアについてよく分かっていないが、今回の新機能が企業の露出度に影響を与えている。」

「私は自分の製品を宣伝する際に、Facebookを大いに活用しているので、とても心配している。」と述べた。

同氏はFacebookページを2年以上活用しており、売上を向上させるのに大きな役割を果たしている。

「特に、オンライン注文の顧客は重要だ。」と述べた。

同氏は現在、Facebookの訪問者数が減少していることをうけ、新たなプラットフォームへ広告活動を行う予定である。

新しい”発見フィード”機能により、Facebookはユーザーのニュースフィードを合理化し、家族や友人からの投稿や、メインフィードに配置するための広告掲載料を課金をしている会社の投稿を優先的に表示するようにしている。しかし、多く企業にとって、この動きは喜ばしくない。

プノンペンのボンケンコン地区にある衣料品や靴の店であるUber Lifeは同じような悩みにに直面しています。

セールスマネージャーのラムズメイ氏は、彼女のプロモーションは今や顧客に届かないと心配しているという。

Facebookのユーザーは、新しいプロモーションを見るために”発見フィード”をクリックする必要がある。ユーザーの多くは新しい機能について知らない。そのため、私のプロモ記事をすべて見逃すことになる。」と、同氏は述べた。彼女のビジネスの約30%はソーシャルメディアサイトからのものだという。

「カンボジア人はFacebookを最も愛用しているので、Facebookで宣伝する必要がある。私たちにはFacebook以外の選択肢がない。」


カンボジアは近年、マーケティングと広告に関して伝統的な手法から大きく変化してきた。 2016年にインターネット/ Facebookがカンボジア人がテレビやラジオを上回って情報にアクセスする最も重要なチャンネルとなった。毎年市場シェアを獲得し続けることが期待される。

最新のデータによると、カンボジアには人口の4分の1を占める400万人のFacebookユーザーが登録されているという。

カンボジアの電子商取引の台頭に伴い、Facebookはビジネスの中で目立つようになり、多くの人にとって必須の販売広告ツールとなっている。

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