エアアジア、クアラルンプールからシアヌークビルへの直行便運行へ

クアラルンプールに本社を置いているアジアで最大格安航空会社「エアアジア」は、マレーシアからプノンペン、シェムリアップ、シハヌークビルへの旅行客を増加させるため、カンボジアに子会社をオープンする予定だ。

昨日、公共事業・運輸相の大臣のスン・チャントール氏は、その子会社がカンボジアエアアジアという名前になると述べた。

「カンボジアエアアジア設立の目的は、先週行われたASEAN世界経済フォーラムで、エアアジアのトニー・フェルナンデス会長がフン・セン首相と会談した際に、持ち出された。」とチャントール氏は述べた。

「フェルナンデス氏は首相に、カンボジアエアアジアは、エアアジアの新しい子会社として、マレーシアからプノンペン、シェムリアップ、シハヌークビルへ向かう旅行客を増加させるために必要である」と同氏は付け加えた。

首相はフェルナンデス氏の提案に大いに賛同したという。

チャントール氏は、エアアジアによるカンボジアに新子会社を設立する提案は、航空業界におけるこの国の航空政策への信頼性が反映されると述べた。

カンボジアの航空政策では、ASEAN諸国の関係強化を図り、徐々に多くの商品を運搬することができ、より多くの人々が他の国々に旅行できるようになると同氏は述べた。

記者がカンボジアエアアジアはいつから運営を開始するか尋ねた際、チャントール氏は閣僚理事会の承認を待っていると述べた。

フェルナンデス氏は木曜日の記者会見で、同氏の航空会社がクアラルンプールからシハヌークビルに新しい運行ルートを予定していると発表した後、エアアジアカンボジアの設立が決定したという。

クアラルンプール第２国際空港からシハヌーク国際空港に、エアバスA320で一週間に4便のエアアジア便を運行すると同氏は述べた。最初の飛行は8月9日に予定されている。

フェルナンデス氏は、海外からの乗客増加に対応することができるカンボジア国際空港の可能性を認識していると述べた。

同氏は、「カンボジアの航空観光市場は収益性が高く、我々の会社の運行ルートを拡大するには最適な時期だ」と述べる。

エアアジアでは現在、クアラルンプールからプノンペン、シェムリアップ行きの便を毎日運行している。

フェルナンデス氏は、将来多くの人々がプノンペンを訪れ、そしてシハヌークビルも訪れることができるように期待していると述べた。

我々は長期的な投資を考え、この空港に大きな可能性を見出したという。

それは国交についてのことであり、最も重要なことはシハヌークビルの住民が飛行機を利用する際、もう一つの選択肢を与えられたということだ。

それは観光についてだけではない。また、ASEAN諸国に事業を拡大することで中小企業により利益がでることを期待している。
 

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