カンボジア養豚業者、密輸を抑制するための取り組みを開始

カンボジアの養豚業者は昨日、国産豚の価格下落の要因となっている国境沿いでの豚の密輸をなくすため、新たに特別部隊を編成した。
 
カンボジア商工会議所の共同農業グループの議長を務めるモン・レシー氏は、農業省の支援を受けられる特別部隊を編成するため、カンボジアの大手養豚業者と企業を集めた。
 
これにより、違法な豚の取引をなくすため、豚の輸入手続きが強化されることを期待しているという。
 
現在の豚肉の価格は1キロ当たり1.25ドルで、これは国内農家の損益分岐点を下回っており、もし密輸が抑制されなければさらに多くの小規模養豚業者の収入が減り、仕事をやめなければならないだろうとレシー氏は語る。
 
「国境沿いで密輸されている豚が多く、市場価格に影響を与えているほどだ。地元の養豚農家が保護され、国内で良質な肉を保持するためには、特別部隊を設置する必要がある。」と同氏彼は述べた。
 
レシー氏は、先駆けて密輸行動を監視し、関連省庁へ密輸の事実の報告を担当することとなる。
 
彼はまた、法律違反を犯した人々や不正行為を支持する政府関係者の名前をFacebook上で公表するため、恥をかくこととなるだろうと付け加えた。
 
ヴェイン・サコン農林水産大臣は、すべての精肉と動物の輸入者に対して、カンボジアへの輸入を継続するのであれば、公式な手続きに従い、適切な品質基準を満たすようにと要求した。
 
「多くの豚が国境を越えて密輸されていることを知り、市場に流通する肉の量を管理するために違法輸入を制限しようとしている。」と同氏彼は述べた。
 
「すべての輸入業者が公正に競い合えるよう、市場価格を保ち、税金の支払いを確実にしたい。」と語った。
 
サコン氏は「現在、地元の生産業者は市場の需要の60%〜70%を満たしており、タイやベトナムからの輸入を必要としている。」と主張した。
 
カンボジア養豚業協会のスランポアブ会長は、その特別部隊がうまくいけば養豚産業は成長が見込めるとコメントした。
 
同氏は、密輸によって豚1匹当たり少なくとも25ドルの損失を出すため、60%〜70%の地元の養豚業者が経営破綻したと付け加えた。
 
特別部隊が一生懸命取り組めば、この問題は解決するだろうという。
 
 
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