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政府が発表した6カ月に及ぶ麻薬乱用及び密売取り締り活動が開始されてから三週間が経過した。ラオスの外務省は木曜日、最もメジャーな麻薬流入経路である国境において、警察の巡回を強化すると約束した。
プノンペンで行われたカンボジアのプラク・ソコン外務大臣とラオスのサルムサイ・コンマシット外務大臣ので会談後、カンボジア外務省の広報官であるチュム・ソウンリー氏は「ラオスは快く今回の取り決めを受け入れてくれている。」と話した。
またソウンリー氏は、ソコン大臣が特に両国の国境に沿って対薬物密売対策を進めるなどの国境で発生する犯罪の防止に努力を惜しまないように支援することを要求していたと話している。コマンシット外務大臣は、この要求に対し全面的に同意しており、対麻薬密売に協力していくため、関係各機関と議論を重ねていくと述べたという。
麻薬乱用や密売に歯止めをかけようとするカンボジアの働きだが、捉えた犯罪者を政府がどのように扱うのかという点に関して疑問が投げかけられている。これに対し政府は以前より、「更生施設を増築し、犯罪者というよりもむしろ被害者という立場で接する構えだ」と主張してきた。
ラオスは長らく、東南アジアにおける麻薬密売のハブ地域としてみなされてきており、セキュリティの甘い国境が、ブルマ、タイ、カンボジア、ベトナム、中国と接している。2014年の米国防相の報告書には、ラオス政府は問題に取り組むにあたって厳しい課題に直面していると示している。
「ラオスの法律が執行されているとしても、警察は3千マイルに及ぶ山や川の警護に当たらなければならず、麻薬密売者からすると簡単に潜り抜けられる穴と言えるのだ。」と、同報告書は述べている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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