ジェット社、カンボジアで夜間市場を拡大

ジェット社、カンボジアで夜間市場を拡大
2017年06月12日 00時00分 公開
ジェット社、カンボジアで夜間市場を拡大

カンボジア初のコンテナ夜間市場の人気を受けて、ジェット社は来月から屋外施設を拡大するため、50万ドル相当を追加投資を行うと述べた。

ジェット・グループ傘下のコンテナ市場では、16台の調整済み輸送コンテナ、12メートルの貨物コンテナを追加する予定だと、プロジェクト責任者であるチャイ・ソフォン氏は昨日語った。

316の店舗やレストランやバーを開くために、コンテナ総数は40台に拡大するという。

ソフォン氏は、同社が既に所有している1ヘクタールの土地と共に、2,860㎡を借りると述べた。

同氏によると、訪問者の流入に対応するため、2階建てのバイクの駐車場もそこに含まれているという。

「最初のプロジェクトが非常に成功したため、より娯楽性や利便性の高い空間を顧客に提供するべく、第二弾の企画を開始した」と述べ、3月に初めて市場をオープンしてからすぐに顧客でいっぱいになったと付け加えた。

しかし、一般的な7.5㎡の店舗を確保するには、人気が増すにつれ使用料が高くなっているという。

「最初のプロジェクトでは、ひと月あたり300~350ドルの使用料を請求していた。今は拡大するため、店舗はひと月あたり500~600ドルかかる。」

「今回は品質とサービスに集中するため、タイと韓国で成功例のあるパブやレストランを運営した経験を持つパートナーの募集を既に始めている」と付け加えた。

ソフォン氏はジェット・グループがすでに所有していた土地での、コンテナ市場開発の第1段階では40万ドル相当を投資したと、以前ダポス紙に語った。

この傾向がロンドンをはじめシンガポール、バンコクでも広まっていることから、ジェットコンテナの夜間市場が一貫して大きな注目を集めていても驚かないと述べた。

建設中であるプノンペン市立センターでのシュカク社が執り行うボウォン・カック湖開発を含めて、首都の他の地域でも同様のコンテナ市場が成功をおさめている。

ソフォン氏はシアヌーク・ビルとシェムリアップでの同様のプロジェクトについて耳にしたと語った。

「夜間市場の競争が激化しているにも関わらず、我々の土地は他の市場より好立地なので、ビジネスで負けるはずがないと考えている」

「パブがより繁盛すると同時に、より多くの警備員を雇い、スタッフ数を増やすことで顧客の安全に注意を払う」

ジェット社がますます成功していく中、他の夜間コンテナ市場の希望は砕かれている。

バサック・レーンの人気海外バーやレストランの向かい側の旧駐車場に建設予定だったジンクというコンテナ市場は、使用料のコストをめぐる問題によってキャンセルされたという。

2週間前には12台の貨物コンテナが整備されほぼ完成したものの、現在その区域は再び自動車やバイクの駐車場として使用されている。

元プロジェクト責任者は、プロジェクトが「完全にキャンセル」され、コンテナは既に別の場所に移されたと語った。

「所有者はこの投資で多額の資金を失い、プロジェクトが実現しなかったことは残念だ」と述べ、土地所有者と賃借人との500㎡のエリアをめぐる対立があったことを付け加えた。

さらに、シンガポール所有の不動産管理会社SCキャピタルが昨年発表したコンテナ市場プロジェクトもキャンセルされたという。

同社の最高経営責任者であるジャッキー・エング氏は、子会社のエッジマーク社は40台のコンテナを購入しており、トゥール・コーク区と空港の間のどこかに最大5百万ドル相当の資金で夜間市場を開設しようとしていたと語った。

昨日連絡されたSCキャピタルの経営部は、計画がまだ進行中かどうか確認できなかった。

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