ラオスーカンボジア間の国境で高まる緊張

フン・セン首相は、木曜日までにラオスの兵士がカンボジアの領土を離れなければ、カンボジア軍を送り込んでラオス軍を撤退させると警告した。

フン・セン首相は、金曜日に平和宮殿で行われたカンボジア国立アカデミーの就任式で、ラオスに対し、ストゥン・トレン州から軍隊を撤退させるよう呼びかけた。



今年の2月以降、カンボジアとラオスの国境では問題が生じている。

今年初め、およそ400人のラオス軍兵士が国境を越え、ラオス領土での道路作業を中止するよう、カンボジアの軍事技術者たちに命じた。

ラオスからの要請後、カンボジアはその戦略的な道路の建設を一時的に中断した。

フン・セン首相は、カンボジアは道路の建設を中断したが、ラオスの軍隊はまだ撤退していないと述べた。

ラオスの軍隊はトンレ・セコン川を渡ってカンボジアに入ったという。

フン・セン首相は、5月にラオスの首相と直接電話をし、カンボジアからの撤退を要請し、ラオス側はこの問題を解決する約束をしたと述べた。



フン・セン首相は金曜日、ラオスのシースリット首相にこの問題について何度も伝え、問題解決のため手紙も書いたが、シースリット首相からは何の返答もなかったと公表した。
 
フン・セン首相は加えて、軍の指揮官らに既に国境に向かうよう命令したと述べた。

首相はまた、BMI-21、または複数のロケット打ち上げ機をトラックに取り付けるよう命じた。

「無条件でカンボジアから軍隊を撤収させる。期限は8月17日までとする」

「撤退に6日の猶予を与える」と述べ、軍が撤収されなければ、国境で何が起こるかは保証しないと付け加えた。


フン・セン首相はシースリット首相に会うため、ラオスに行く準備はできていると語った。



8月2日、シースリット首相宛てに送った書簡によると、ラオス政府に対し、ストゥン・トレン州近くに配備された軍隊を撤収するよう要請した。
 
 
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