ルミエールホテルがプノンペンにオープン 市民の誇りとなれるように

ルミエールホテルがプノンペンにオープン 市民の誇りとなれるように
2017年03月05日 00時00分 公開
ルミエールホテルがプノンペンにオープン 市民の誇りとなれるように
今週木曜日、プノンペンに88部屋数を内包するルミエールホテルが、開業するにあたり出張者、観光客が快適に過ごせるよう迎える準備をしている。
首都の中心地にある228番通りの理想的な場所に位置しており、ゲストには豪華だが家庭的に過ごせるようサービスを提供していく。建物自体は空虚な空間が広がっていたが、周囲の建築物や人が移り変わることで地域社会に大きな価値や意味をもたらす。
ルミエールという名前はフランス語で光を意味し、太陽が沈むときの琥珀色の光に由来している。
ホテルの代表マネージャーのエイミー・チブ氏は「この名前は我々がお客様に提供したいサービスを最もよく表している。旅行客にとって暖かい家となり、彼らがいつでも戻って来ることができるホテルにしたい」と述べた。
チブ氏によると、ホテルでは設備が行き届いたジム、プノンペンで初の屋上ジャグジープールなど、ビジネス事業に必要な全ての施設、リラックスできる場を提供していくという。
ルミエールホテルは2つのレストランとラウンジが併設される。Bean Scene Caféでは新鮮な豆を焙煎したコーヒーがパンやデザートと一緒に提供され、屋上ではイルマタパスのラウンジでタパスやカクテルを、屋内でも街を一望できる屋上でも提供していく。
また、ホテルは全景を見渡せるスカイバーと共にイベントスペースの貸し出しも行う。
チブ氏は「ルミエールホテルはプノンペンの光となっていくが、ここに住む市民も同様である。彼らはこの街を活性化させる存在である。この街の活気は人と文化によるものである」と語った。
カンボジア人が首都の風景の一部として、この新しいホテルを取り巻き、誇らしい存在となれるよう望んでいるという。
ルミエールホテルによると、部屋の種類によるが、一泊100$から245$の特別価格で提供していく。
カンボジア全国観光連盟のホ・バンディ事務局長は、カンボジアの観光業は過去20年間で安定して発展してきたと述べた。
以前は外国人によって運営されていた観光事業だが、現在ではカンボジア人が運営する観光事業の数が増加し、世界中でも増加しつつあると加えて述べた。
同氏はまた、観光客の呼び込みを促進するため、直行便を増やすための政策も実施していると語る。
観光業のサポートをするため、高速道路や鉄道などのインフラ整備とともに、ホテルやゲストハウスの数は増大している。
カンボジアの観光業は長い道のりを歩み、その進展は非常に目立ってきているという。
観光省の統計によると、2016年末、647のホテルと1,996のゲストハウス、1,844のレストラン、588の旅行代理店、5,088人のガイドがカンボジアで登録されているという。
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