外国人のカンボジア国籍取得に関する法律が見直される方向へ

サー・ケン内務大臣の報告によると、2014年から2017年にかけて1,518人の外国人がカンボジア国籍を付与されていることが明らかになった。

同氏によると、1994年に身分証明と移民に関する現在の法律が作成されたという。

「この法律はもはや適切ではないので、政府はこれを修正するか、新しい法律を作り直すよう求めている。」

サー・ケン氏は最近、フン・セン首相ともこの法律について相談し、首相もそれに同意したという。

カンボジア国籍を取得しようとする者はカンボジア政府に手数料を払う必要があり、国籍の付与が適切であるかどうか、手数料はどれくらいであるべきかが検討される。

これまでカンボジア国籍を取得した人の中には、カンボジアに投資することで国籍を得た人や、カンボジア国民と結婚することで国籍を取得した人がいたという。



現在の法律では、外国人が12億5000万リエル（約30万ドル）を投資し、且つカンボジアに自宅を構えて暮らしていれば、国籍を得る資格を得流という。

またそのほかにも、カンボジア政府に10億リエルを寄付し、且つ少なくとも7年以上カンボジアに居住することで国籍取得が可能となるケースなどもあるが、何れにしても基準がはっきりと定まってはいないのが現状だ。

女優のアンジェリーナ・ジョリーは、カンボジアの国籍を与えられた最も有名な外国人の一人だ。彼女はカンボジアの環境保護活動での貢献を評価され、2005年にノロドム・シハモニ王よりカンボジアの市民権を与えられた。

http://www.khmertimeskh.com/

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