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プノンペン地方裁判所は人権活動家4人と国家選挙管理委員会の職員1人に禁錮5年を言い渡した。5人は元野党党首のケム・ソカ氏の違法な事件に関する証人に対し贈賄した罪に問われているという。
<カンボジア人権開発協会(Adhoc)の職員であるNy Sokha氏はKhom Chandaraty氏に贈賄したとして罪に問われた。(KT/ Mai Vireakより)>
9月26日、Duch Sok Sarin裁判長は、カンボジア人権開発協会(Adhoc)のNay Vanda容疑者、Ny Sokha容疑者、Yi Soksan容疑者、Lim Mony容疑者、国家選挙管理委員会のNy Chakrya容疑者に対し今回の判決を言い渡した。5人はソカ氏の事件を否定する証人であったKhom Chandaraty氏に贈賄した容疑がかけられていたという。
Sok Sarin裁判官は「裁判所はNay Vanda容疑者、Ny Sokha容疑者、Yi Soksan容疑者、Lim Mony容疑者、Ny Chakrya容疑者に対し禁錮5年の判決を言い渡した」と述べた。
「逮捕された日から禁錮の期間は開始されており、すでに一度釈放をされたが、今回の判決で禁錮の期間は延長された」とつづけた。
2016年、カンボジア人権開発協会の5人はChandaraty氏に贈賄し、ソカ氏の事件を否定する証言をするように促したとして反汚職ユニットに尋問され逮捕された。
5人は公判前に1年以上拘留された後、裁判所の監視のもと釈放されたという。
カンボジア人権開発協会の調査を行う責任者のソカ氏は、判決後取材に対し、今回の判決は非常に遺憾だとコメントしている。
ソカ氏は「今回の判決は人権保護団体について活動した私たちにとって納得いかない結果になってしまった。非常に遺憾だ」と述べた。
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