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<国連大使のNey Sam Ol氏>
9月11日(火)、カンボジア国際連合大使であるNey Sam Ol氏は自国の言論の自由について遺憾の意を示した。同氏はジュネーブでカンボジアの政治犯を釈放するためにUNHCRの責任者に任命されたばかりだ。
第39回国際連合人権理事会開会の挨拶で、Michelle Bachelet氏はkカンボジア政府が政府に都合の悪いことを報道するメディアを厳しく取り締まり、元野党党員を含む多くの人を刑務所に送ったと批判した。
Bachelet氏は元野党であるCNRPを解散させたことにより、今年の総選挙で国民の投票の選択肢を狭めたとも述べた。
同氏は「ここ数ヶ月、著名な人権擁護者や2人のジャーナリスト、元最大野党であるCNRPの元党首であるケム・ソカー氏を含む野党党員が釈放されたことを歓迎する」と述べた。
その一方「カンボジア政府は人権擁護活動を行い逮捕されたり、有罪判決を受けたりしたその他すべての政治活動家やジャーナリスト、一般市民の罪を取り消し釈放すべきだ」とも主張した。
Sam Ol氏は国際連合人権理事会後に公表された文書の中で、カンボジアの全国民が政治思想に関係なく法の下に平等で扱われるべきだと示したという。
Sam Ol氏は文書の中で「言論の自由は、言論の自由は、大事な義務を果たし他人の権利を侵害しないという責任の下で成り立つ」と表している。「同時にカンボジアの高等弁務官や代表団が侵されてはならない人権を暗い茂みで覆ってしまっていることは誠に遺憾だ」とつづけた。
Sam Ol氏は7月に行われた総選挙をカンボジアの成功として歓迎したという。同氏は、20の政党が参加をし、何万もの人が選挙の様子を確認したことを主張した。
Sam Ol氏は「投票者の多くが平和や安定、発展を願い与党に投票した」と話した。「犯罪とはその人が誰かではなく、犯罪行為そのものを指しているのだ。憲法により独立が保証されている司法の手続きに政府が干渉してはならない」とつづけた。
12日(水)、カンボジア人権開発協会(Adhoc)の元調査員であるSoeng Sen Karuna氏によると、カンボジア政府は特に人権侵害に関する国際組織からの異議や勧告を常に拒絶しているという。
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