有力紙「プノンペンポスト」、マレーシアの投資家に売却へ

有力紙「プノンペンポスト」、マレーシアの投資家に売却へ
2018年05月07日 00時00分 公開
有力紙「プノンペンポスト」、マレーシアの投資家に売却へ


5日、カンボジアの有力英字新聞「プノンペンポスト(The Phnom Penh Post)」がマレーシアの投資家に売却されたことが明らかになった。「プノンペンポスト」は26年間カンボジアで発行されてきた有力紙だ。

5日、カンボジアのメディアPost Media LtdのBill Clough代表は「プノンペンポストがマレーシアの投資家Sivakumar G氏に売却された。ここ最近数年は世界中で新聞の需要が少なくなってきており、新聞広告でも収入が減り続ける一方だ」と話した。

Sivakumar G氏は権威のあるジャーナリストで、マレーシア政府から多額の資金を受け取り「プノンペンポスト」を買収した。

「プノンペンポスト」は1992年にアメリカのジャーナリストMichael Hayes氏が設立した。その後2007年にはオーストラリアの経営者Clough氏に所有権が譲渡された。

当時「プノンペンポスト」は隔週発行だったが、2008年に日刊新聞に変更し英字新聞に加えて、またクメール語バージョンも発行されるようになった。

新たな「プノンペンポスト」の所有者となるSivakumar G氏はまだ正式にコメントを発表していない。

出典:KhmerTimes

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