大手メディアFacebookがハッキング、「フン・セン首相が殺害された」と嘘のニュースを報道

大手メディアFacebookがハッキング、「フン・セン首相が殺害された」と嘘のニュースを報道
2017年11月27日 00時00分 公開
大手メディアFacebookがハッキング、「フン・セン首相が殺害された」と嘘のニュースを報道


フレッシュ・ニュースとフレッシュ・ニュース・テレビのFacebookページは昨日、未知のグループによってハッキングされ、フン・セン首相が彼のボディーガードの1人によって殺害されたという記事が投稿された。

偽のニュース記事は次の通りだ。『フン・センは今朝の午前5時に殺害された。彼のボディーガードとの争いが起こった。しばらくお待ちください。』

数時間後、フレッシュニュースは、カンボジアの混乱を引き起こすためにページがハッキングされたが、現在はハッキングは解除されたという通知を掲載した。

フレッシュニュースのエグゼクティブディレクター、リム・チーヴサ氏は、米国かカナダからのハッキングの可能性が高く、何人かのフレッシュニュースのスタッフのFacebookアカウントをハッキングすることで、会社のアカウントにもアクセスした模様だと述べた。

同ウェブサイトは、内務省の技術犯罪対策部にも訴状を提出した。


フン・セン首相は、ハッキングに対処するためにソーシャルメディアでコメントした。

「この殺人のニュースは、混乱を起こす目的で作られた嘘だ。」

「当局は犯人を捜索している。私の身に何も起こっていないということを明確にしたい。」


国家警察の広報担当者のキリス氏は、事件が調査中であると地元メディアに語った。

内務省はハッカーを特定するために、外国の警察との協力を求めている、と付け加えた。

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