拡大するオンライン詐欺、25年の被害総額は4500万ドル超

拡大するオンライン詐欺、25年の被害総額は4500万ドル超
2026年02月23日(月)00時00分 公開
拡大するオンライン詐欺、25年の被害総額は4500万ドル超

<写真:khmertimeskh.com>


カンボジア内務省は、2025年に国内で発生したオンライン詐欺の被害総額が4500万ドルを超えたと明らかにした。


回収できた金額は2000万ドル未満にとどまり、残額は高度化する犯罪組織によって失われたままである。


サー・ソカ副首相兼内相は、王立農業大学で開かれた「セーファー・インターネット・デー2026」全国キャンペーンの開始式典で演説し、デジタル恐喝がもたらす心理的負担の深刻化に警鐘を鳴らした。


オンライン詐欺に伴う羞恥心や精神的圧迫が原因で、自殺に追い込まれる事例も発生しているという。


同相によれば、銀行職員を装い賞金当選を口実に送金を迫る「銀行なりすまし詐欺」が増加しているほか、性的画像の送信を強要して脅迫する「セクストーション」、恋愛感情を利用して金銭をだまし取るロマンス詐欺も横行している。


世界全体では、2024年のオンライン詐欺による被害額が440億ドルを超えたとされる。


カンボジア国内の被害額はその一部にすぎないが、被害の質的な深刻さが社会問題となっている。


2026年の同キャンペーンは「安全で倫理的かつ責任ある人工知能(AI)の活用」をテーマとする。


AIがサイバー犯罪の新たな手段となり得る現状を踏まえ、デジタル・リテラシーの向上を通じて被害抑止を図る方針である。


サー・ソカ氏は、インターネットは「諸刃の剣」であると指摘し、学生や公務員に対して適切な技術利用を強く求めた。

 

 

 

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