プノンペンにあるクロム合金ショップが近隣住民による健康被害の訴えにより閉鎖に追い込まれた。

11日、警察は環境対策機関とPrampi Makara地区管理機関と連携し問題となっていたクロム合金ショップの立入検査を行った。その後ショップは閉店することになった。

現場調査の結果、同ショップは政府による営業許可を受けていなかったという。同ショップは以前から近隣住民からは店が大気汚染や健康被害を引き起こしているという苦情が相次いでおり、今回警察が捜査に乗りだしたのだ。

地元の住民のAngさんは「クロム合金ショップは匂いや空気汚染が酷く近隣住民はこれまで大変な迷惑を被っていた。何度も店のオーナーに早く退くように促してきたが耳を傾ける様子は見られなかった。今回ようやく店が閉鎖されて胸を撫で下ろしている」と話した。

また、Angさんは「店のオーナーは別の事業で営業許可を受けていたが、今回の事業は始まったばかりで、まだ営業許可を受けていなかった」と続けた。

警察によれば、今回閉鎖された店のオーナーはSam Phal氏(37)だという。現在、同氏は警察の事情聴取を受けており、営業再開の際には営業許可証の取得するよう命じられた。

警察官のMak Chisos氏は「クロム合金ショップからは有毒な排気ガスが排出され、大気汚染を引き起こしていた。今回の大気汚染問題で近隣住民の中には健康被害を訴えた人もいる。今回閉鎖された同ショップはそもそも人が集まっている地域で営業するべきではなかった。近隣住民に健康被害を及ぼす可能性があることを考慮して場所を選ぶべきだった」と述べた。

同氏は「今後閉鎖された店のオーナーが別の場所での営業再開の可否は不明だが、営業を再開する際には近隣住民に健康被害が及ぶことのないよう住民が少ない別の場所で営業すべきだ。ただ、同じ場所で営業を再開するのは難しいだろう」と続けた。

出典:KhmerTimes

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