国家災害対策委員会、洪水の被害状況確認へ

国家災害対策委員会、洪水の被害状況確認へ
2018年07月23日 00時00分 公開
国家災害対策委員会、洪水の被害状況確認へ


カンボジア国家災害対策委員会(NCDM=National Committee for Disaster Management)によると、先週末、災害対策の関係当局は洪水被害に遭った主要道路や家屋、農場の被害状況の確認を始めたという。

一方、20日、関係当局は豪雨の被害を受けたプノンペンDangkor地区における雨水処理の確認も開始したという。

NCDM広報担当のKeo Vy氏によると、22日、プノンペンや地方都市は洪水被害から徐々にインフラが復旧しているという。

同氏は「地方都市における洪水は引いている。また、洪水は地方都市だけでなく、プノンペンDangkor地区でも発生した。プノンペンにおける洪水はPrek Tnortダム周辺から発生したとみられている」と語った。

22日、カンボジアのKean Hor水資源省大臣は声明で、地方都市における洪水は引いたが、プノンペンにおける洪水は先週末まで続いたと述べた。

同氏は「先週に比べると、洪水被害は縮小している。また、ダムは洪水被害の影響を受けておらず、無事だ。今後も、天候状態を確認し、適宜対策を練るつもりだ」と続けた。

同氏によると、プノンペンにおける洪水の影響でDangkor地区の6つの村に住む計454家族が避難生活を余儀なくされているという。




21日、Khuong Srengプノンペン知事はDangkor地区を訪問し、同地区の管理当局に洪水被害に遭った村人を支援するように求めた。

同知事は「20日から、プノンペン市役所の職員が被災地域に滞在し被災状況を確認している」と語った。

20日、コンポンスプー州では国道4号線の一部区間90キロが洪水のために封鎖された。

22日、カンボジアの公共事業省は声明で、国道4号線と3号線、またストリート377、ストリート159が週末の豪雨で封鎖されたと述べた。

先週、NCDMはフン・セン首相への報告書の中で、カンボジア国内で発生した洪水で1786棟の家屋が被害を受け、3000世帯以上が被災し、ココン州、コンポンスプー州、シアヌークビル州、カンポット州、バッタンバン州における数千ヘクタール分の農作物が被害を受けたと述べた。

出典:KhmerTimes

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