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22日、カンボジアのSun Chanthol運輸大臣は声明で、日本政府はカンボジアのインフラ整備の支援を今後も続ける意向を示したことを発表した。今回の声明で、日本政府が元最大野党であるカンボジア救国党(CNRP=Cambodia National Rescue Party)解党に関する国際的批判を退け、カンボジアに協力する姿勢が改めて国際社会に示された形だ。
ここ数ヶ月、現在は解党されているCNRPの元党員は、日本政府に対し、総選挙が公正に行われなければインフラ整備の支援を行わないように求めていた。
Chanthol運輸大臣はCNRPの要求実現を否定し、日本政府はCPPに対して全面的に支援してくれていると語った。
同大臣は「日本政府はカンボジアのインフラ設備に力を貸してくれている。現在、国道5号線のカンダル州のPrek Kdam地区からポーサット州への拡張や、バンテイメンチェイ州のSerey Sophoan市からバタンバン州への拡張工事の支援をおこなってくれている」と続けた。
また、シアヌークビル州の港の建設は日本の支援によるものだという。
Chanthol運輸大臣は「現在、ポーサット州からバンテイメンチェイ州までの国道5号線の拡張工事の請負会社を探している。また、シアヌークビル州の港工事の資金に関しては、日本が2億1000万ドル(約230億円)を融資してくれる」と語った。
国際協力機構(JICA=Japanese International Cooperation Association)の物流部門の専門家であるKazumasa Sanui氏は、シアヌークビル州の港工事に日本政府が資金を融資することを改めて確認した。
同氏は「今回のプロジェクトを通して、シアヌークビル州の港がアクセスしやすくなることを期待している。プロジェクトが成功すれば、カンボジアにさらに多くの投資が集まることになるだろう」と述べた。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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