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クラチエ州警察は2日に刑務所から脱獄した容疑者の行方を追っている。容疑者は面会中に脱獄をしたとされている。
クラチエ州警察の重大犯罪担当長官のOum Phy氏は脱獄犯をLoek Chanveasna容疑者だと明らかにした。
同氏は「現在、警察官と刑務所職員は脱獄犯の拘束に全力を挙げている。脱獄事件は2日に発生し、脱獄犯の居場所に関する手がかりは何一つない」と語った。
Sambo地区警察のEp Bunny長官は、Chanveasna容疑者は2015年に借金を抱えた女性を殺害した疑いで逮捕され、終身刑が言い渡されていたと述べた。
同長官は「容疑者は計画的犯罪の容疑で逮捕され、その後有罪判決を言い渡されていた。容疑者は約500ドル(約5万5000円)を受け取り、殺し屋として女性を殺害したと供述している」と語った。
地方警察署長のLun Sophat氏は今回の脱獄事件に関するコメントを控え、また事件が発生した刑務所のKhva Saron代表がコメントを発表しなかったことに関しても触れなかった。
一方、匿名希望の刑務所職員によると、容疑者は面会の時間に脱走した可能性が高いという。
匿名希望の職員は「親族との面会の際、容疑者は刑務所から脱走したとみられている」と語った。
また、先月、麻薬密売容疑で勾留中だった囚人が、心臓発作だと偽ってコンポンスプー州地方病院で治療を受けている最中に脱走する事件が発生した。
脱獄したのはKhun Makara容疑者で、9月に逮捕された際には覚醒剤25袋が押収された。容疑者は麻薬密売容疑で逮捕され、公判に向け刑務所で勾留中だったという。
午前2時、同容疑者は警備員2人が仮眠をとっている隙に脱走した。
その後、仮眠をとっていた警備員2人は懲戒免職となり、脱走を促した責任で裁判にかけられたという。
脱獄犯は依然として逮捕されていない。
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