カンボジア、中国・杭州との直行便就航か

カンボジア、中国・杭州との直行便就航か
2019年06月27日 00時00分 公開
カンボジア、中国・杭州との直行便就航か

<杭州蕭山国際空港の第3ターミナル2016出発ホール (wikimedia/Tyg728)>

 

杭州市を省都にもつ中国東部の浙江省が中国人観光客をカンボジアに誘致することを目的とし、同州とカンボジアを結ぶ空路が新らたに就航させる計画を発表した。

 

 

今回の計画は、24日に開催されたカンボジア観光省のThong Khon大臣と浙江省政治諮問委員会のZhang Zexi副委員長との会談で発表された。Zhang Zexi副会長は中国・浙江省からの投資家も、特に高齢者旅行業を始めとした観光業への投資機会を模索していると述べた。

 


Zhang Zexi副委員長はカンボジアへの直行便就航は浙江省から中国人観光客の増加に繋がると言う。

 

 

カンボジア国内にはプノンペンとシェムリアップ、シアヌークビルに計3つの国際空港があるが、同副委員長はどの空港に直行便を就航させるか明らかにしていない。

 

 

カンボジア観光省広報担当のTop Sopheak氏は、中国系航空会社がすでにカンボジアの3つの国際空港へ直行便を運航しており、年配の利用者にとっては経由便よりも直行便の方が好まれるという。

 


観光省の広報担当のTop Sopheak氏は、中国の航空会社がすでにカンボジアの3つの空港へ直行便を運航しており、年配の利用者にとっては経由便よりも直行便の方が好まれるという。

 

また、Top Sopheak氏は「浙江省からカンボジアを訪れる観光客の数は、直行便が就航し、リラックスできる観光地ができれば、さらなる増加が期待されている」と加えた。

 

 

同氏は「同州からカンボジア王国を訪れる観光客の数は、くつろげる場所を作ると、さらに増加する」と言う。

 

Thong Khon大臣は、投資家に対し、沿岸地域とメコン川沿いの地域を紹介し、これらの地域は観光客を魅了する自然の豊かな環境があると述べた。


同大臣は、「杭州から観光客を迎えるために、直ちに運行を開始する必要がある」と言う。

 

同大臣は、中国はカンボジアにおける最大の投資国であり、昨年、投資額は27億ドル(約2900億)で、カンボジアへの投資総額の48.2%を占めていると述べた。

 

同省によると、2019年1月〜4月間でカンボジアへ観光客は前年同期比11%増の240万人に達したという。

 

出典:KHMARTIMES

 

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