フンセン首相：カンボジアの中国軍に関するフェイクニュースを終わらせる時だ

＜フンセン首相が卒業式で演説する様子（KT/Khem Sovannara）＞

フンセン首相は22日、カンボジアが中国とプレシアヌーク州に拠点を置くカンボジア海軍基地を使用を中国に許可する秘密協定を締結したとの主張に反論した。
 

同首相の反応は、21日のウォールストリートジャーナルに公開した記事に、今年の春に調印された非公開の協定は、中国企業によって建設される空港からそう遠くない位置に、タイ湾のカンボジア海軍装備の一部に対する独占権を中国に与えていると書かれている。

21日のウォールストリートジャーナルが公開した記事には、秘密協定は今年の春に締結されたが現在まで両国からも公開されていなく、中国企業が現在建設中の空港から近い場所にあるタイ湾のカンボジア海軍基地の一部における独占使用権を中国に与えたと書かれている。フンセン首相の今回の反論はこの記事を受けての反論だ。

22日のFresh Newsでの声明で、フンセン首相は秘密協定締結における主張には根拠がないと述べた。

 
「今回ニュースはフェイクニュースだ。ニュースで報じられたような状況は起きていない。カンボジア国内における他国の軍事基地はカンボジアの憲法に違反する。中国の指導者たちと今回の問題について議論したことは一度もなく、合意に達していない」と首相は述べた。

「カンボジアにおける中国軍の存在についてのフェイクニュースを終わらせる時だ。」と同氏は語った。

政府の報道機関も22日、同様の声明を発表した。

「フンセン首相は、シアヌークビル州の海軍基地の独占使用を許可する秘密協定に署名したという、ウォールストリートジャーナルが広めたフェイクニュースを批判した。首相は、今回のフェイクニュースをカンボジアに対する劣悪な行為としてとらえている。」という。

出典：news.com.au

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