カンボジア政府、消費税と関税からの歳入増加を目標に

カンボジア政府、消費税と関税からの歳入増加を目標に
2019年12月02日 00時00分 公開
カンボジア政府、消費税と関税からの歳入増加を目標に

カンボジア政府は2020年に歳入を20%増加させることを目標にしているという。

歳入増加の財源となるのは消費税と関税だと予想されている。

 

カンボジア政府は11月26日(火)、2020年の歳入を28.1%増加させる目標を発表していた。

 

税収は21.3%増の23億3000ドル(約2550億円)になるという。

 

26日(火)の国会で、経済財政省の Aun Pornmoniroth大臣は、カンボジア政府が好調な経済を維持し、国内収入を増加させるために歳入を増加させる必要があると話した。

 

Pornmoniroth経済財政大臣は目標を達成するために、税率の引き上げや新たな税金の設置をする必要性はないとしている。

 

「政府は健全かつ持続可能で効果的な徴税の財政管理でいい結果を達成した。」とPornmoniroth経済財政大臣は話した。

 

「その結果として、世界経済が以前より大きいリスクに直面しているにも関わらず、カンボジアは強い経済を維持している。歳入の増加がカンボジアの予算の独立に繋がり、より良い優れた国家運営ができるようになる。」とPornmoniroth経済財政大臣は続けた。

 

10月に発表された報告書では、過去の歳入増加は政府が財政管理改革を目的とした戦略を上手く実行したことが背景にあると租税総局(GDT)のKong Vibol局長が指摘している。

Vibol局長によると、政府により講じられた取り組みは財務管理機能の近代化や電子VATシステム導入などの租税総局の支援などだという。

 

カンボジアは財務管理の強化や監査準備や税金文化を広めるための情報テクノロジーの採用などを進めているとVibol局長は続けた。

 

出典:aseaneconomist.com

 

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