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タイのNTTコミュニケーションズは、カンボジアのデジタル経済への移行をスムーズに実施するため、カンボジアの地元企業であるTESK Green社と提携し、同国にデータセンターを構築することを発表した。
NTTコミュニケーションズカンボジア代表のKhin Marith氏は、今回の協力によって同国のビッグデータに関する技術力が強化されると語った。
「カンボジアのデジタル化とIT部門の成長支援のため、NTTコミュニケーションズのプノンペン事務所はカンボジアに標準データセンターを構築するためTESKGreen社と協力する」と同氏は述べた。
今回の協力の目的は同国のビジネス環境の成長というニーズを満たす事だと同氏は述べた。
「NTTコミュニケーションズは、30年以上に渡ってデータセンターを運営しており、世界最大のデータセンター保有会社だ。当社は世界中どこでもデータセンターを運営し構築するためのノウハウを持っている。そして当社のパートナーであるTESK Green社が新しいデータセンターの建設、運営、そしてメンテナンスにおいて国際的な基準を満たすための援助をすることもできる」
TESK Green社は、ターンキーデータセンターと災害復興ソリューションを提供しているエンジニアリングサービスプロバイダだ。
TESK Green社の責任者であるTouch Polin氏は、NTTコミュニケーションズの支援を受けて設立されるデータセンターは同国のデジタル経済への移行に重要な役割を果たすことが期待されると語った。
「NTTコミュニケーションズと協力して、カンボジアにデータセンターを構築する事を誇りに思っている。今回の協力を通じて、ハイブリッドクラウドソリューションを活用し、セキュリティと投資収益率を最大化し、ビジネスニーズを満たすことによって同国のICTの技術力が向上すると確信している」と同氏は述べた。
昨年6月、地元のIT企業であるTe Aikhong社とKepstarデータセンターは、マレーシアに拠点を置くFourtitude Asia社との間で、7000万ドル(約80億円)規模のデータセンターをオンラインで提供することに関するパートナーシップ契約を締結した。
出典:KHMER TIMES
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