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<地元農家の働いている様子 KT /Mom Sophon>
先週、カンボジア地方開発銀行は、特殊銀行から商業銀行に名前を変更するとフンセン首相が明らかにした。
フンセン首相は29日に開催された政府民間フォーラムにて、今年度下半期から「カンボジア地方開発銀行」は、商業銀行としての業務を開始する意向だと述べた。
フンセン首相は、銀行の名前を変更する事で、農業部門の発展促進を促す銀行としての使命の強化につながると述べた。
「カンボジア地方開発銀行は特殊銀行としての立場を全うしてきたが、農業部門の能力と資金は限られている」
銀行能力の強化とともに農業部門と地方発展のため、商業銀行への移行を決めたという。
「商業銀行は、政府の政策を担う銀行としてより大きな役割を果たす」と同首相はいう。
フンセン首相は、商業銀行への移行を行うため、5000万ドル(約50億円)を投入したという。
カンボジア地方開発銀行のKao Thach頭取は、専門チームと会計事務所の変更を終えたとクメールタイムズに述べた。
同氏は、「商業銀行へ変更した政府の決定を歓迎する」と述べている。
商業銀行と同じように精米輸出業者や農業会社への信用状の貸付ができるようになる。
Thach頭取は依然として銀行は政府に所有されているため、他の銀行と競合することを許可されているわけではないと、銀行の役割を明確にした。
他機関と違い政府の政策を果たすとともに、貸付金を支払う農業地域の発展を支援する」という。
Thach氏は会計事務所と協力し、商業銀行として運営するための資格と必要書類を変更したという。
「政府は新しい作物への投資や農産物の輸出を後押しする」と付け加えた。
銀行の金利と貸付金は変わらないという。
「金利は他の商業銀行と変わりはなく、唯一の違いは農業部門の成長を促進するため多くの責任を負い、半年後に完成する。」という。
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