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<第一生命保険の稲垣精二社長(写真左)とAllen Thai CEO>
第一生命ホールディングスの子会社である第一生命保険が、24日、ローズウッドプノンペンで開催された式典で、カンボジアにおける正式な事業開始を発表した。
1902年に設立され、東京を拠点とする同社のカンボジアにおける生命保険事業参入は日系企業初となることだ。
第一生命カンボジアのAllen Thai CEOは、同社はすでにベトナム、タイ、インドネシア、インド、日本、オーストラリア、アメリカで生命保険事業を展開しており、カンボジアは8カ国目であると述べた。
「生命保険に焦点をあて、カンボジア人のニーズに合わせた長期的な財務的保護を提供したい。」とThai氏は話した。
また、「カンボジアの保険業界、特に生命保険はまだ発展途上段階であるが、今後成長し続けていくことに注目している。」とも話した。
Thai氏は、同社が地元市場で成功し、業界の発展を助け、カンボジアの経済成長に貢献し、雇用を創出することを確信しているとも話している。
「第一生命の従業員数は7万人で、世界中の顧客1100万人にサービスを提供している。カンボジアでは、地元住民100人雇用する予定だ」と同氏は明らかにした。
式典で、同社は銀行が生命保険サービスを顧客に提供できるよう、Vattanac銀行と提携したことも発表された。
カンボジア保険協会(IAC)によると、昨年のカンボジア保険市場の成長率は30%にも及んだという。この成長は、主に生命保険の売り上げによるものだという。
IACのHuy Vatharo会長は「より多くのカンボジア人が保険のメリットを理解しており、カンボジアの保険業界が今後数年間で力強い成長を遂げることは間違いない。」と述べている。
昨年の時点で、カンボジアでは損害保険会社12社と生命保険会社8社が運営していた。
IACは、2013年〜2018年の年平均成長率は損害保険が15.7%、生命保険は120.55%であったと報告した。
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