入国警備官、睡眠薬入りワインでホステス殺害

入国警備官、睡眠薬入りワインでホステス殺害
2019年06月18日 00時00分 公開
入国警備官、睡眠薬入りワインでホステス殺害

17日、国家警察はKandal州のKTVで、睡眠薬入りの酒を飲ませ、1人のホステスを殺害し、3人を体調不良にさせたとして3人の入国警備官と共犯者を逮捕したという。


17日、Kandal州警察のEav Chamroeun氏は逮捕されたのをTim Vathanak容疑者(39)、Chantrea Vannak容疑者(35)、Keo Vathanak Poun容疑者(27)だと明らかにした。3人とも同州Loeuk Dek地区にあるKa’am Samnor国境検問所に所属する入国警備官だという。


また、同氏は共犯者をVannaとして知られるタクシードライバーのVann Chivan(29歳)だと明らかにした。


Chamroeun氏によると、MeiMei BBQとKTVで発生した事件後、国家警察官は同州裁判所のLeav Sreng検察官は協力して捜査をしていたという。


容疑者ら5人はKTVを訪れ、睡眠薬入りのワインをホステスのIch Channyさん(19)に飲ませ、殺害した容疑がかけられている。


Chamroeun氏によると、他3人のホステスは睡眠薬入りのワインを飲んだ後、体調不良を訴え病院に搬送されたという。


同氏は容疑者4人の事情聴取を行っており「現在、国家警察と州警察が現場検証を行って為、詳細情報は明らかにすることができない」とコメントを発表した。


今回の事件はベトナムとの国境とも近いLoeuk Dek地区Ka’am Samnorコミューンで発生したため、体調不良を訴えた3人の被害者はベトナムの病院で治療を受けているという。


17日、MeiMei BBQとKTVを経営するHorng Porさんは、警察は現場検証と事情聴取をまだ続けていることを明らかにしたが、詳しい状況に関してはコメントを控えた。

 

出典:KHMER TIMES

 

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