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<出火後すぐに、工場と近隣の建物では火の手が広がった(写真提供:KT)>
30日午後、プノンペンのロシア病院の近くにある7階建てのマットレス工場で火災が発生し、建物が全焼した。
火災が発生したのはHeng Heng社の工場で、午後1時頃に出火した。消防士100人以上が消火活動にあたり、火は消し止められたが建物は全焼、倒壊した。
消防当局によると、出火元は工場本館で、その後近隣住宅に燃え広がったとみられているという。
熱や煙が凄まじかったことや、建築構造が違法であったこと、建物までのアクセスが悪いことから消防隊や消防車や消防機器の展開を迅速に行うことができなかったという。
<巨大な煙が建物と周辺地域を覆う様子(写真提供:KT)>
遠くからでも黒煙が目視できるほど大きな煙が上がり、強風で1km離れた場所にも有毒煙が届いていため、周辺住民は窓やドアを閉めたという。
今回の火災では負傷者や死亡者は報告されておらず、消防隊員も、死傷者がでなかった事は奇跡だと述べた。
<果敢に消火活動にあたる消防士の様子(写真提供:KT)>
23日午後9時まで、消防車が継続的に放水活動を行ったため、火災原因の特定をすぐに行う事はできなかった。
100人以上の消防士が被害を最小限にとどめるため消化活動にあたったという。
カンボジア電力公社が周囲の建物への電力供給を中断したため、今回の火災による電気火災発生を予防できたという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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