昨年、ドイツから郵便でエクスタシー18キロを密輸した中国人2人に対してプノンペン市裁判所は11日、終身刑を言い渡した。

 

Ek Polofil裁判官は被告らをChang Sih Shun氏(41)、Hua Yu Cheng氏(37)と明らかにした。両被告は2018年7月10日に逮捕された。

 

 

中国企業の衣服工場で工場長を務めていたChang被告と観光客のHua被告は違法薬物の密輸・密売の罪で有罪となったとPolofil裁判官は述べた。

 

「両被告は押収された麻薬の運び人でもなければ、所有者でもないと罪を否定したが、判決を覆すに及ぶ証拠を提出する事ができなかった。よって裁判所は終身刑を宣告した。また、両被告は同州の財源として1万2000ドル(約130万円)の支払いも命じられている。」と同裁判官は語った。

 

Say Nora副検察官は、昨年6月に警察がDaun Penh郵便局で重さ20キロの箱を2個の検閲を行なったと話した。郵送元はドイツだったという。

 

 

警察の捜査で箱の中に隠されていたエクスタシーの錠剤18.41キロが発見された。

 

 

宛先は別名HengのChhean Sokpov氏とされていたが記載された電話番号はChang被告のものだったと同副検察官は述べた。Chhean Sokpov氏は2人の中国語中国語の通訳を務めている人であったという。

 

 

警察はプノンペン市裁判所の検察官や郵便局員と協力し、被告らを逮捕したと同副検察官は述べた。

 

郵便局員はChang被告へ連絡し、同日午後2時に郵便物の受け取りに来るよう連絡したと同副検察官は述べた。

 

 

Chang被告はHua被告に郵便物について伝え、Chamkar Mon地区の自宅にいたSokpov氏を連れて3人で午後3時に郵便局に現れたという。

 

 

「郵便局では両被告がカンボジア語を話せないためSokpov氏に両被告の名前で必要書類を記載する様に依頼し、両被告は郵便局を去った。その後、Sokpov氏はHua被告に電話で郵便物を持ってくる様に言われた」と同副検事は語った。

 

 

Sokpov氏は書類記入が終わったタイミングで警察に逮捕され取り調べを受けたという。

 

Sokpov氏は両被告の逮捕に向けて警察に協力したと同副検事は続けた。

 

Sokpov氏は郵便物を受け取ったとHua容疑者を呼び出した。

 

Hua被告はSokpov氏にトゥクトゥクに乗って移動しChamkar Mon地区のTonle Bassac自治区にあるナガワールド・ホテル近くの広場に郵便物を午後4時に持ってくる様に伝えた。

 

警察はトゥクトゥクの後を追いHua容疑者にたどり着く事ができたと同副検察官は述べた。

 

 

「Sokpov氏から郵便物を受け取ったタイミングでHua被告を逮捕した。Hua被告逮捕後、Chang被告の逮捕に向けて動いた」と同副検察官は語った。

 

 

警察はSokpov氏に対してChang被告と郵便物について会いたい旨を伝えるよう命じた。

 

 

Chang被告は午後6時ごろにプノンペン国際空港でSokpov氏から郵便物を受けとった後に逮捕された。Sokpov氏は両被告が逮捕された後に、解放されたという。

 

 

Sokpov氏は両被告に雇われた通訳であるため、事件に無関係だと同副検察官は述べた。

 

 

先月の公聴会で両被告は容疑を否定した。

 

 

Chang被告は逮捕された2日前に身元不明の台湾人から郵便物を受け取る様に言われたと訴えた。

 

 

郵便局からの電話を受け、Sokpov氏に受け取り書類について翻訳を依頼したという。

 

 

Chang被告は友人から車を借りてHua被告とSokpov氏を郵便局に連れて行ったという。

 

 

Sokpov氏と面会した後、逮捕されたとChang被告は主張した。

 

 

Chang被告は逮捕後、身元不明の台湾人は消えて連絡がつかなくなったという。

 

 

「今回の件について私は何も知らない。私は郵便物の所有者ではない。もし中身が麻薬だと知っていればSokpov氏から受け取る事はなかった。警察に逮捕される事もなかった。その場を去ったはずだ」と Chang被告は述べた。

 

 

Hua被告は郵便局でChang被告と一緒にいたために逮捕されたと法廷で主張した。

 

 

Hua被告は台湾人について何も知らないという。

 

 

「私は今回のことについて何も知らない。真実を突き止めて適切な刑を要求したい」とHua被告は語った。

 

 

 

出典:KHMER TIMES

 

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