カンボジア、初のコロナウイルス感染確認、武漢からの60代中国人男性

カンボジア、初のコロナウイルス感染確認、武漢からの60代中国人男性
2020年01月29日 00時00分 公開
カンボジア、初のコロナウイルス感染確認、武漢からの60代中国人男性

<シアヌークビルで感染が確認された場所を調査する医療チーム 写真:Khmer Times>

 

1月27日、カンボジア国内で初めてとなるコロナウイルスの感染症例が確認された。

カンボジア保健省の発表によると、今回感染が確認されたのは、武漢からカンボジアの港湾都市シアヌークビルに観光に訪れていた60代の中国人男性だ。

 

感染が確認された中国人男性は病院で隔離された状態で治療を受け、現在は快方に向かっているという。

しかし、依然として、男性と男性の家族は医療機関で隔離された状態で経過観察を受けている。

 

中国内陸部の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの肺炎は世界各国に広がっており、これまでで中国の他にタイ、韓国、日本、ベトナム、アメリカ、カナダ、シンガポール、マレーシア、ネパール、オーストラリア、香港、マカオ、台湾、フランスで感染が確認されている。

カンボジアで初の感染症例は確認された27日(月)には、スリランカとドイツでも感染が確認された。

 

CNAの報道によると、カンボジアの首都プノンペンに直行便が就航しているベトナム・ダナンでは26人が感染の疑いがあるとされ、隔離された状態で診察を受けているという。

 

カンボジア国内でも初の感染症例が確認され、不安の声が広がっており、国内の一部学校では休校措置が取られるなどした。

クメールタイムズ紙の報道によると、コロナウイルスによる新型肺炎の発生当初より、武漢からカンボジアを訪れている人は3000人を超えるという。

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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