JICA、カンボジアの物流業の開発支援を決定

JICA、カンボジアの物流業の開発支援を決定
2017年02月01日 00時00分 公開
JICA、カンボジアの物流業の開発支援を決定
独立行政法人国際協力機構JICAは政府と協力し、輸送コストの削減、国内の物流インフラ改善のためカンボジアの物流業の開発を支援し続けていくことを決定した。
 
この誓約はJICAカンボジア代表の久米秀俊氏が公共事業・運輸省の大臣サンチャントール大臣を正式訪問したときに行われた。

昨日の同省の報道発表によると「その会合の目的は、6月末までに国家物流評議会の設立について話し合うためだった」という。

「サンチャントール大臣はJICAの継続的な協力に感謝し、議会への委託事項を決定するために世界銀行と協働するように要請した。」とも報道発表には記載されていた。
以前、チャントール大臣は職員と関連する省庁、関連機関に物流コストを削減する方法を模索するように呼びかけていた。
「私たちは海外からカンボジアへの投資を増やし、カンボジアの農産物を輸出できるようにしていきたい。それはカンボジア人に雇用を創出するからだ。しかし、物流コストが依然として高いと投資家を引きつけるのは難しく、農産物の輸出も難しい。」と述べた。
 
非公式の経費を削減することを目指し、チャントール大臣はオンライン物流システムで透明性や効率性が向上するだろうと話した。
 
政府の経済最高評議会のシニアアドバイザーのメイ・カリヤン氏は物流効率を上げることは経済成長の短期化につながるだろうと話した。

同氏は続けて「物流コスト削減のためには国内の物流ネットワークを改善する必要がある。経済は成長しつつあるが、より効率化するために、質の高い流通が必要である。カンボジアの物流の弱みは貿易の潜在性の具現化を長い間妨げていた。」と述べた。
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories