カンボジアから陸路でベトナムに入国し、ビザを取得したいという方もいるのではないでしょうか?
ベトナムのビザは、1ヶ月延長する場合はベトナム国内で可能ですが、それ以上は1度出国をしなくてはなりません。
今回はカンボジアに滞在した後、陸路でベトナムに入国し、ビザを更新する方法を筆者(日本人/女性)の体験談をもとにご紹介します!
ビザ取得に必要なもの
- パスポート
- ビザ代
- 証明写真 1枚(4cm x 6cm)
- 招聘状(原本)
- ビザ申請書(ダウンロードはこちら)
- ボールペン
ビザの更新はカンボジアを出国した後、ベトナムでの入国審査の時に行います。
カンボジアからのバスにはバスガイドさんが乗車しているので、乗車時にベトナム入国時にビザを取得したいという旨を伝え、指示に従いましょう。
他の乗客とは少し違う動きになるので注意が必要です。
カンボジアからベトナムへ
ホーチミン行きのバスに乗車
今回はプノンペンからホーチミン行きのバスに乗車しました。
バスは「ジャイアント・アイビス(Giant Ibis)」という会社のバスで、西洋系の人が多く利用していました。
料金は18ドル(約1900円)で、オンラインで予約することができます。
乗車時にガイドさんから座席番号の確認があるので、その際にベトナム入国時にビザを取得したいという旨を伝えます。
また、ビザ更新に万が一時間がかかって置いていかれたという場合に備えてバスのナンバーをメモしたり、到着地を聞いておくこともおすすめします。
バスに乗車すると、出発前に水とパンが配られます。
国境でランチ休憩もありましたが、時間の関係でキャンセルになる場合や、ビザを更新する人は他の乗客がランチをしている間に手続きをしなければならないので、食べ物を持参するといいかもしれません。
プノンペンからカンボジアの国境バベットまでは約4時間で、途中休憩があり、ここでも食べ物を購入することができます。
出国審査
<写真:カンボジア出国審査場>
バベットへ到着したら、バスを降りて出国審査をします。
こちらは出国審査のカウンターです。
出国カウンターでは、必要な書類や費用はかかりません。
パスポートのみを提出して、出国のスタンプをもらったら、またバスに乗車します。
全員揃ったら、バスでベトナムの国境に向かいます。
ベトナム入国
筆者が乗っていたバスの場合、ベトナムの入国審査前にランチ休憩がありましたが、ビザ更新のため別行動となりました。
<写真:ベトナム入国審査場>
ベトナムの国境の近くでガイドさんに声をかけられるので、一緒にバスを降り、ビザカウンターでビザを更新します。
ビザの更新
ビザを更新するためには、招聘状、ビザ代の他に、申請書も必要です。
申請書は、現地で入手するか、事前にダウンロードして記入しておくと手続きがスムーズになります。
筆者の場合、申請書を用意していなかったため、ガイドさんの案内で紺色の制服を着た人が申請書に記入をしてくれました。
今回は1ヶ月のシングルエントリービザを更新するので費用は25ドル(約2700円)なのですが、なぜか40ドル(約4300円)かかると言われてしまいました。。。
その後、何度か交渉してお金を支払わずに済みましたが、どうやら申請書を代わりに記入してくれたことへの手数料が含まれていたようです。
ガイドさんや制服を着ている人には自分で手続きすると伝えて、ビザカウンターに並ぶ前に申請書を記入するのがベストのようです。
必要な書類が揃ったら、申請書、招聘状、ビザ代をパスポートに挟んでビザカウンターに提出します。
ここでも陸路でのビザ代は30ドル(約3200円)と言われ、余分にお金を取られそうになったので要注意です。
筆者の場合、ビザの発行は数分で完了しました。
ベトナムへ入国
ビザを受け取ったら次は入国審査です。
入国審査はビザカウンターのすぐ近くにあり、電話ボックスのような箱型のカウンターが目印です。
施設自体は小さいので、迷うことはありません。
入国審査では、バスの利用客も多いためか、大量のパスポートが一気にカウンターに提出され、審査官は本人確認をせずスタンプを押している印象でした。
カウンターでパスポートを提出したらカウンター付近で待機し、自分のパスポートにスタンプが押されたら回収しましょう。
スタンプが押されたパスポートは、カウンターの見えるところに積み重ねて置かれるのみで、名前は呼ばれないので注意が必要です。
パスポートを受け取ったら他の乗客を乗せてランチ休憩から戻ってきたバスから荷物を受け取り、荷物検査をします。
荷物検査が終わったら再びバスに荷物を預け、乗車をしてホーチミンの到着地に向けて出発です。
まとめ
いかがでしたか?
カンボジアとベトナムの国境では、申請書の記入やビザ更新などを手伝うよと声をかけてくる人たちが多いので、自分で手続きをするとはっきり断ることが必要です。
また、自分で手続きをしている場合でも、受付でお金を余分に請求されることがあるので、ビザの更新などにかかる費用は事前にしっかり確認することをおすすめします。
他の人とは動きが異なる部分が多いので不安になると思いますが、ビザ更新の際はぜひこの記事を参考にしてみてください!
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