カナダ・ナショナル銀行、ABA銀行への投資に満足

カナダナショナル銀行は、昨年５月にABA銀行の株式を90％取得した後、ABA銀行への投資が堅実な成長を見せていると捉えている。二つの銀行が組み合わさる形でデザインされたABA銀行の新しいロゴが発表された後、カナダナショナル銀行のCEOであるルイスヴァコン氏は、「ABA銀行の成長が続いており、大変満足している」と述べた。

ABA銀行の信用も預金も昨年は大きく伸びたとヴァコン氏は言う。ABA銀行の貸付金融資産の残高は、２０１５年の数字から４億８４００万ドル増えて、２０１６年末には１０億ドル近くに達したという。預金は昨年の６億５４大万ドルと比べて２０１６年には８億ドルに達した。ABA銀行は１９９６年に操業が開始され、今や４２の支店を全国に展開しており、２０１７年末までにさらに５店拡大する予定だという。

ヴァコン氏は、カナダ・ナショナル銀行の下でABA銀行は拡大を続け、デジタルバンキングなどの金融サービスに乗り出していくいくだろうと話す。「世界的なトレンドとして、手間を省き効率性を高めるデジタルテクノロジーを利用している。」とヴァコン氏はコメントを残している。

カナダで６番目に巨大な貸し付け金融機関であるカナダ・ナショナル銀行は、１億４８００万ドルを投資し、ABA銀行の株を握っている。２０１４年には１０%の株を保有されていたが、２０１５年には４２%に上り、昨年五５月に１億３００万ドルを投じてABA銀行の株の９０%を握ることになった。

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