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タイ当局と連携し、カンボジアの労働省はタイへのカンボジア人出稼ぎ労働者がパスポートやOverseas Cambodian Worker Cards(OCWC)などを受け取る事ができる新たな手続き方法を準備している。
これにより、多くのカンボジア人にとって、タイの外国人労働許可書であるピンクカード発行においてグレーゾーンがなくなることが期待されている。
ピンクカードは外国人出稼ぎ労働者に対して労働許可を与えているが、職をえるためには十分な証明書ではない。この問題はタイの軍隊が2014年に権力を掌握し、多くの外国人労働者を強制送還した後に浮き彫りとなった。
結果的に多くのカンボジア人はタイに不法に入国するようになった。タイ当局はカンボジア人滞在者の証明書を正常化するためにピンクカードを発行したが、出稼ぎ労働者の雇用状態は宙づり状態になってしまった。
カンボジア政府とタイ政府は問題解決方法を模索するするために会談を開き、23万人を越える不法出稼ぎ労働者を合法化するためにカンボジア政府委員会が設立された。
委員会の委員長を務めるサムヘン労働大臣は今日から出稼ぎ労働者は当局でライセンスを申請できると話した。委員会は受付日の増加を決定した。これにより労働者は週6日申請が可能となる。申請期間は4月末までとなっている。
「委員会はタイで労働するカンボジア人に対して正当性をもたらした。我々は受付日を増加する。以前の受付期間は週5日であったが、2月6日からは週6日になる。」とサムヘン大臣は話した。
サムヘン大臣は平日は働いていて申請できない人のために土曜日の申請受付を開始した。
受付時間も延長されたため、8:30から18:30まで申請が可能だ。
申請者はピンクカードのコピーと委員会によって作成された申請書を提出するだけでいい。申請書はタイのカンボジアの領事館やオンライン(cambodianworkers.net)で入手する事ができる。
申請料は27ドルだ。労働許可証については14ドルとピンクカードの提出が求められている。
労働省の報道担当官であるヘン氏は先週、クメールタイムズに対し、合法化されていないタイへのカンボジア人出稼ぎ労働者の数は100万人にのぼると明らかにした。
職を求め不法にタイに入国した出稼ぎ労働者には入国後タイ当局から出稼ぎ労働者証明書が交付されていると話した。
khmertimeskh.com
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