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2015年にカンボジア最長のネアックルン橋が建設されたが、その後プレイ・ヴェンの前でインフラ整備はほとんど行われなかった。一方周辺の中継地となっているスヴァイ・リン州では、外国人投資家による支援はほとんど行われていないという。
プレイ・ヴェン氏のリープ・フィルン州知事は、観光地としての可能性や、文化、教育が発展してきたにもかかわらず、この州は海外投資家から見落とされていたと述べた。
プレイ・ヴァン市は3つの地区に2万6000人の人口を持つ都市である。
続けてフィルン氏は、州で存在する土地取引は親族間の小さなものばかりだと語る。
ポン・レイ・ヴェン市のホート・チダ代表は同様の心境を共有し、今週はじめにチダ氏の地元の州でその州の特徴を話し、また生活水準の改善や地元のインフラ整備事業により様々な利益を得られているが、それが外国人投資家の心をまだ掴んでいないという。
それにもかかわらず、プレイ・ヴェン州で販売されている10ヘクタールの土地は、家族経営のビジネスによって初めて市場に出回ったことが証拠である。
チダ氏は小区画の土地ならば、105平方メートルの区画であれば9,000$から、378平方メートルの土地20,000$まで販売されていると述べた。
数年前に国境周辺のバベット州で急激に土地の購入がなされたにもかかわらず、プレイ・ヴェン州に類似したスヴァイ・リン州は、まだその様な幸先の良いことは起こっていない。
スヴァイ・リン州に住むサリス氏は、「土地取引をする集団はその市ではうまく活性化せず、過去にやめてしまってからもう長い時間が経つ。このため州の経済特区(SEZs)でも工場の製造チェーンでわずかな上昇しか見られない」と語った。
土地財産の売買は最近とても沈静しており、さらにだんだんとカジノが閉鎖していき、まさに人がいなくなっているという。
しかしながら、カンボジアの不動産協会(CVEA)代表であり、スヴァイ・リン州で最も大きい都市であるバベット出身のキム・ヘン氏は、今後のスヴァイ・リン市について楽観的な考えを持っている。
ヘン氏によると、土地の区画販売ビジネスは大きな注目を集め、かなりの利益が出るという。
一方で、伝統的な土地価格は急落している。一昔前までは1平方メートル300$だったのに対して、現在は150$まで下がった。しかしながら、値段の下落は売り手にとってかなりの圧力をかけている。
ヘン氏は続けて、「ホテルやカジノにとって土地の需要は現在少なくなっているが、1平方メートルあたり10$程度で新しい工場などの建設需要はある」と語った。
スヴァイ・リン州の管理者であるルース・ファリン氏は、「この州は商業施設建設など、まだこれから発展の余地がある。」と述べた。
ファリン氏は場所の名前は出さなかったが、バベットにある経済特区SEZでは5万人を雇用している155もの企業や会社が存在する。
我々が土地取引に目を向ければ経済特区はさらに活発化し、それぞれの土地需要や価格が上昇していくだろうという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
