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〈写真:Khmertimes〉
カンボジア教育・青年・スポーツ省は、日本政府が2026年から開始する学術プログラムにおいて、カンボジア人の学生、公務員および一般市民を対象に全額奨学金を提供することを発表した。
この奨学金は日本の文部科学省(MEXT)によるものであり、大学院、学部、工業高等専門学校、および専門訓練課程を対象とする。航空運賃、授業料、宿泊費、生活費がすべて支給される。
大学院課程においては、最長18か月の研究期間が設けられており、応募者はカンボジア国籍を有し、35歳未満であること、かつ10段階評価でGPA7以上(または4段階評価で2.8以上)の学士号を取得していることが求められる。
専攻は人文・社会科学および自然科学の分野にわたり、英語または日本語による試験を受ける必要がある。
学部課程は4年から5年間で、高校を修了し、GPAが7以上の25歳未満の者を対象とする。法学、政治学、社会学、文学、経済学、経営学、数学、物理学、化学、工学、医学、農学など、幅広い分野が含まれる。入試には数学、英語、日本語、ならびに専攻に関係する理科科目が課される。
工業高等専門学校課程では、機械工学、電気工学、建築、土木、海事、材料工学といった分野において、4年間のプログラムが提供される。応募には、2026年3月までに11年間の初等中等教育を修了し、直近の成績においてGPAが7以上であることが条件とされる。
同省は応募者に対し、英語または日本語による十分な語学力、健全な心身、そして学習に対する強い意欲を求めている。すべての筆記試験は日本側が実施する予定である。
応募手続きや締切などの詳細については、日本大使館と連携の上、後日発表される見通しであり、関心のある者には早期の準備が呼びかけられている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。