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<写真:Khmer Times>
カンボジア公共事業運輸省(MPWT)と国際協力機構(JICA)は26日、カンボジア最大の港であるシアヌークビル自治港(PAS)を地域貿易拠点へと発展させるためのマスタープラン策定について協議した。
会議にはMPWTのペン・ポネア大臣、日本国国土交通省(MLIT)の代表者が出席した。
ポネア大臣はPASを地域港湾および物流センターへと変革する構想を説明するとともに「カンボジアの物流システムの拡充と品質向上を目指すものであり、輸送コストの削減と地域主要港湾に対する競争力強化にも寄与する」と述べた。
また、これにより国民経済の発展を促進し、2050年までに高所得国入りを目指す国家ビジョンに貢献するとの見解を示した。
前日には、MPWTのヘン・ナン次官がMLIT代表者およびJICA技術チームと、プロジェクトの戦略的開発および実施手続きについて協議した。
今回の会合はJICAによる詳細な計画調査結果を初めて共有する場となり、マスタープラン策定に向けた重要な一歩となった。
同マスタープランは日本政府の2025年度技術協力プログラムに正式採択されており、PASの地域港湾・物流拠点化に向けた開発促進が期待されている。
MPWTが1月22日に発表した年次報告書によれば、PASにおける2024年のコンテナ貨物取扱量は約960万トンに達し、前年比21.67%の増加となった。
また、純利益も前年比24.12%増の約1億1038万ドルとなり、前年の8894万ドルから大幅に増加したことが報告された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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