シアヌークビル開発計画、ポスト深センを目標

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア王国政府（RGC）は物流費用の削減、投資奨励パッケージの提供、人材育成の強化を通じて、プレアシアヌーク州を次なる深センに変貌させることを目指している。

中国南東部に位置する現代都市である深センは上海、北京に次ぐ人口規模を誇り、世界有数の最先端技術ハブとして知られ、中国のシリコンバレーと称される。

プノンペンで開催された「投資法と投資法実施副法令の普及」に関するワークショップで、チャントール副首相は、フン・マネット首相の下、RGCが物流の発展と国内外のインフラ接続を優先事項として掲げていることを発表した。

その一例としてフナン運河プロジェクトが挙げられ、これは河川と海をつなぎ、水上輸送コストを削減することを目的としている。

また、政府はプノンペン〜ポイペト鉄道の改善に取り組んでおり、列車が時速80kmで走行し、各コンテナが約20トンの貨物を運べるようにすることが加えられた。

RGCはシアヌークビル国際空港（SIA）の拡張も計画している。実際に政府はプレアシアヌーク全域を新しい深センのような都市に変貌させたいと考えており、このマスタープランは国内の全ての沿岸州に拡大される予定であるという。

これを実現するためには民間部門からの協力と投資が必要であり、政府は投資家をプレアシアヌーク州に惹きつけるための奨励パッケージを設定し、この投資法により運営プロセスが加速されることを期待している。

ラインでニュースを受信する