プノンペン-マニラ間の直行便の就航に向けた協議へ

プノンペン-マニラ間の直行便の就航に向けた協議へ
2017年11月14日 00時00分 公開
プノンペン-マニラ間の直行便の就航に向けた協議へ


グロリア・アロヨ元フィリピン大統領は昨日、カンボジアとフィリピンの観光部門における協力関係を強化することを訴え、特に両国間の直行便の増加を求めた。

グロリア氏は土曜日、フィリピンのパンパンガ州で行われたフン・セン首相との会談で発言した。

「2016-2020年のフィリピン・カンボジア観光協力の推進を求めている」と彼女は語った。

「共同観光計画は、両国の観光産業の活性化を目指している。」

「優先事項の1つは、マニラからプノンペンとシェムリアップへの直行便の就航である」とグロリア氏は現地のメディアで語った。

フィリピン-カンボジア観光協力2016-2020プログラムは、昨年12月にドゥテルテ大統領がカンボジアを訪問した際に締結された4つの協定のうちの1つだった。

「このプログラムのもう一つの目標は、フィリピンとカンボジアのホスピタリティと観光に関して、学生のための交流プログラムを強化することだ」とグロリア氏は付け加えた。

カンボジア国家観光連盟の事務総長であるホ・ヴァンディ氏は、観光協力プログラムの実施により、両国の観光客が増えると述べた。

「観光協力がさらに強化されると、より多くのフィリピンの観光客やビジネスマンがプノンペンに来るだろう。」


「海外旅行に余裕のあるカンボジア人が増えているので、同様にフィリピンへのパッケージツアーも増えるだろう」とヴァンディ氏は語った。

ヴァンディ氏によると、現在のところ両国の首都を結ぶ直行便がないため、なかなかフィリピンに行こうと思う観光客がいない。フィリピンへのツアーパッケージは、シンガポールやマレーシア、タイ、ベトナムなどと比べ数が少ない。

首都間の直行便はないが、シェムリアップとマニラを結ぶ直行便が、セブ・パシフィック航空によって週4回運行されている。

カンボジアは昨年、約10万人のフィリピン人観光客を迎え、観光省の統計によると、2015年に比べて27%増加したという。

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